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IELTS公式問題集(過去問)の勉強方法を考えてみる【最低限やることを知る】

IELTS公式問題集を-使った勉強方法を-考えてみました
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こんにちは、IELTS-A-ROOMの管理人(@IeltsRoom)です。

2019年6月下旬になんとIELTS公式問題集の最新版が発売されました!
今回からは表紙も一新され、スタイリッシュな感じになっています。

今回はIELTS公式問題集を使った勉強方法と購入にあたる注意点について書いていきます。

IELTS成功者のブログなどではスコア獲得までの道のりは記載されていますが、具体的にIELTS公式問題集をどのように使っているかという記事はなかったので、解説していきます。

IELTS公式問題集(過去問)について

IELTS公式問題集とは、IELTSの問題を作成している団体、Cambridge English Assessment(ケンブリッジ大学英語検定機構)とCambridge University Press(ケンブリッジ大学出版局)によって作られています。

本番同様の模擬テスト4回分を収録しており、テキスト形式に慣れる、問題の傾向を知るために適したテキストです。

またツイッターの情報によると、この公式問題集は「公式過去問」と呼ばれることがありますが、現在発売されている最新のものは過去問ではなく、公認の問題集という体裁のようです。

実際の過去問はIELTS-BLOGなどの海外のIELTS情報サイトの掲示板に公開されていますが、文章が欠けていたりするので、あくまでも参考程度にみてみることをおすすめします。

IELTS公式問題集(過去問)を使った勉強方法

まず最新版のIELTS公式問題集を購入し、テスト形式で問題をとき、各問題を何度も復習。復習が終われば、ひとつ前の版を購入し繰り返し勉強する手順です。

早く問題を解いて復習を終わらせて次の教材にうつるというよりかは、1冊を何度も繰り返して勉強することが大事な教材になっています。

ここでは各分野に分けて勉強方法を考えていきたいと思います。

リスニング

ステップ1
・問題を解く
・なぜ間違っていたのかを考える

ステップ2
・わからない単語を確認する
・聞き流し
・シャドーイング(音源を聞いた後に、即座に復唱する方法)
・ディクテーション(音源を聞いた後に、一語一句書き起こす方法)

ステップ1の手順に則り問題を解いて、採点をします。自己採点が正確にできるのはリスニングとリーディングだけなので、IELTSスコアで何点になるかも確認をしましょう。

次になぜ間違っていたのかを考えます。聞き取れてないのか、スペルミスなのか、勘違いしたのかを振り分けていきます。

例えば聞き取れてない場合は聞き取れるように今後練習していけばいいですし、スペルミスの場合は次から間違えないように練習すればOKです。そして勘違いした場合は、なぜ間違えたのかをスクリプトを読むことで確認していきます。

ここまでが最低限やっておきたい勉強方法だと思います。次に余裕があればステップ2にうつっていきます。

ステップ2では復習の方法として4つの手段を書きました。私のおすすめは聞き流しとシャドーイングです。

ディクテーションも英語スキルをあげるいい方法なのですが、時間がかかるのと1人でやるには挫折しやすい方法なので、無理せず挑戦してみてください!

リーディング

ステップ1:
・問題を解く(時間を気にしない or 時間を測りながら)
・答えがどこにあるのかを探す

ステップ2:
・わからない単語を確認する
・音読する
・一文ずつ精読する

ステップ1ではリスニングと同じ手順で問題を解いていきます。はじめて解く場合は自分の実力を知るためにも時間を測って解くことをおすすめしますが、難しいと感じる人は時間を測らずに問題を解くこともアリです。

答え合わせをして採点を行っています。この時に必ずIELTSスコアに換算すると何点になるかも確認してください。

次にに答えが問題文のどこにあるのかを探します。リーディングの場合、問題文と質問文を照らし合わせると「N/A(該当なし)」の選択肢以外はどこが答えになっているのか見つかりますので時間をかけて探してみましょう。

私の場合はこの作業に1パッセージ2時間以上かかることもありました。これを繰り返し続けていると、IELTSの問題と回答のパターンを身体が覚えてきますので、焦らずやっていきましょう。

ステップ2では、わからない単語を確認していきます。IELTSリーディングではどうしてもわからない単語がでてくるので、全部知ろうとしない姿勢は大事です。ただし「IELTS英単語3700」などに載っている単語で知らないものがあれば、その都度チェックして覚えるようにしておきましょう。

どうしても英単語の意味がわからない場合は、語形を変えて検索しましょう。またGoogle検索という手もありますが、辞書で探して出てこない場合は試験に何度もでてこない可能性や本文に意味が書かれている場合があるので、深く考えずに飛ばしても問題ないでしょう。

英語辞書の場合は「ロングマン」、英英辞典の場合は「ケンブリッジ」がわかりやすくおすすめです。フィリピン留学などでオフラインで辞書を使う必要がある場合は英語アプリの「Merriam-Webster」の辞書がいいでしょう。

本ブログではIELTS公式問題集のリーディングの単語をまとめてみますので、時間短縮のためにお役立てください。

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英単語の意味が調べ終われば、音読にも挑戦してみましょう。こちらはIELTS Reading 9.0(満点)を獲得されたMikiさんが書かれているブログに載っていました。

9ヶ月続けることでIELTSのスコアが「7.0」から「9.0」まで伸びたそうです!

私自身は実際にリーディングで音読をした経験はないので実績の保証はできませんが、具体的にはリーディングの文章を5回音読するということみたいです。これで単語や発音が覚えられると書いてあるのですが、私の場合は5回で覚えられるかは自信がないので何度も音読する必要がありそうです(笑)

最後に「精読」という方法を紹介します。

精読とは英文の意味を理解することです。私はノンネイティブの場合だと英文を日本語にした時に意味が理解できているか?ということだと思っています。

この方法も読解力を伸ばす上ではいいのですが、個人的には精読は時間がかかるため挫折しやすい方法No.1だと思っています。またIELTS6.0から7.0を目指す上では必要ではない勉強法だと思いますので、やってみて楽しい!続けられそう!と思える人は挑戦してみてください。

ライティング

・問題を解く(時間を気にしない or 時間を測りながら)
・採点をしてもらう→音読をする
・問題文のパラフレーズを考える
・型を覚えるまで何度も繰り返す
・フレーズを覚える

IELTS公式問題集を使ったライティングの勉強方法としては、ひたすら問題を解いて採点をしてもらうことでしょう。ライティングでは高得点の回答になっていない場合があるので、参考にするには注意が必要です。

ライティングタスク1の効率的な復習方法としては、IELTS公式問題集で解いたパターンと同じものを何度も復習として解くという手段です。

例えば、解いたテストが棒グラフであるならばオンラインで棒グラフの問題を探してきて、解いてみるという方法です。同じ問題を繰り返しやっていくと使うボキャブラリーを覚えることができます。

ライティングタスク2では、問題文にきちんと答えられているか?という確認をしましょう。主張が弱ければ日本語力に問題があるので、エッセイを書く前に論理付けられるような練習が必要です。

また余裕があればですが、エッセイを書いている時に「こういう表現使いたかったけどわからなかった」というのがあれば調べるようにしておくといいでしょう。

スピーキング

・問題を解く
・自分の声を録音して改善できるところを探す
・オンライン英会話を使って練習する

スピーキングは問題を解いて採点してもらうのがおすすめです。以前ブログで紹介した「オンライン英会話」ではIELTS対策を行っているところが多いので確認してみてください。

私個人は自分の声を聞くのは嫌で数回しかチャレンジしたことはありませんが、「自分の声を録音して改善点を探す」という方法もあります。この方法では自分の文法だけじゃなくて発音にも気をつけることができるといいます。

IELTS公式問題集(過去問)を購入する際の注意点

IELTSは音声あり・なしでテキストの価格が違う

IELTS公式問題集14

IELTSでは音声ありと音声なしテキストが販売されています。音声付きのテキストは価格が高くなっていますので、購入の際はどちらを購入するか決めてからテキストをお選びください。

音声ファイルですがyoutubeで聞くこともできます。そのためできるだけ安く済ませたいと考えてる人は、音声なしのテキストでもいいかもしれませんね。

(※急に音声ファイルが削除されたりする可能性もあります。あくまでもどちらを購入するかは自己責任になりますのでご注意ください。)

IELTS11以降アカデミックとジェネラルのテキストは別々

IELTS公式問題集

IELTS1から10まではアカデミックもジェネラルも一冊に集約されていましたが、11以降は別々の教材として販売されています。IELTS14からは色も変わっていてわかりやすくなりました!

IELTS11から13はどちらの教材かわかりづらいので購入する際はご注意ください!

IELTS公式問題集(過去問)は英語テキストのみ

IELTSの公式問題集は英語テキストのみの販売になっています。しかし2015年と2016年に日本語の解説付きの問題集が販売されています。

まだ英語での勉強に不安がある人、はじめてIELTSを受ける人におすすめの教材です。注意点として2016年の教材は本番形式の模試が3回分入っているにも関わらず、2015年の教材は本番形式の模試が1回分しか入ってないです。

もし購入するならほとんど同じ値段なので3回分の模試が入ったテキストを選ぶといいでしょう。

まとめ

ここに書かれているIELTS公式問題集の勉強方法もあくまで一例です。このブログも含めてですが、ネットに書かれている情報を鵜呑みにせずに、この方法なら続けられそう!というのを信じてやり込むのがおすすめです。

また4技能すべてを同時にあげることは難しいので、狙いを定めて着実に点数アップを目指していくなどの戦略も考えられますね。

IELTSの勉強方法で悩んでいるなどの質問があれば、ツイッターまたはコメントでお待ちしております!

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