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【インタビュー】2回のアイエルツ受験で5.5に到達した英語力とは?5.5→6.5までの道のりについても語る

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すぐるさんはオーストラリアのカレッジ進学のためにIELTSを受けられ、たった2回の受験で当時の目標スコアOverall 5.5を獲得されました。

その後も英語の勉強を続け、現在はIELTS Overall 6.5・英検準1級の英語力の持ち主です。

今回はすぐるさんにIELTS5.5を獲得した時の英語力、IELTS5.5→6.5まで伸ばした時の勉強法について聞いています。

話者プロフィール:すぐる(@sugueigo_com)さん
1998年生まれ、モンゴル生まれ、6歳の時に日本に帰国。高校時代にセンター試験のために英語を勉強し始める。IELTS5.5を獲得し、オーストラリアのカレッジに入学した後、日本に帰国。その後IELTS6.5を獲得し、2020年カナダのカレッジに進学準備をしている。現在「Sugueigo」で自身の英語学習の経験をもとにブログを執筆している。

Q. IELTSの勉強をはじめたきっかけを教えて下さい。

オーストラリアのカレッジの入学条件がIELTS5.5を取得することだったので、IELTSの勉強をはじめました。

高校卒業後は大学には進学せず今後の進路について考えながらお金を貯めるために、アルバイトをしていました。そんなときに海外に行くことに興味がでてきてインターネットで情報を探していたところ「Atsueigo」のAtsuさんのサイトに出会い、英語の勉強を頑張ろうと思いました。

その時は海外に行くために必要な試験がわからず英検を受けていたのですが、英検だけだと海外のカレッジに進学できないことがわかり、IELTSを受けることになりました。

Aki
Aki
日本ではTOEICや英検を受験することが多いですが、海外留学するならIELTSまたはTOEFLが必要になりますね。大学によってはTOEICの点数が高ければ交換留学に行けるところもありますよ。

Q. すぐるさんのIELTS試験を受ける前の英語力について教えて下さい

大学受験はしていませんが、センター試験は独学で勉強して、特に英語に力を入れていました。英語はだいたい85%くらいは正解できるレベルになっていました。なので英語の基礎(単語・文法)はあったと思います。

高校を卒業してからは英検の試験対策をして2級を取得しました。

Q. はじめてIELTSを受験した時のお話を聞かせていただけますか?

ケンブリッジIELTS公式過去問集英検2級を取得して受けたIELTSはOverall 5.0(L5.0/R5.5/S5.0/W5.0)でした。目標がIELTS5.5だったので、もう一度受験すれば大丈夫だと思い、1ヶ月後に再受験しました。

そのときに受験したIELTSは5.5(L5.5/R5.5/S5.0/W5.0)だったので、目標としていてスコアをすぐに達成することができました。

この時自分でもビックリしますが特別なIELTS対策せずにIELTS5.5を獲得することができました!

例えば、ライティングのタスク2でいうと、ひとつの大きなパラグラフでエッセイを書いていました。

通常ライティングはイントロ、ボディ、コンクルージョンで構成して4~5パラグラフでエッセイを書くことが多いと思います。いま考えるとありえないですが、これでも必要なスコアを獲得することはできました。

Aki
Aki
すぐるさんがIELTSの対策をせずにIELTS5.5を獲得した後というのは驚きです…。
すぐる
すぐる
そうですよね。IELTS6.5を取った今考えてみると、驚きを隠せません(笑)

僕は身を持って、英語の基礎力があればIELTSは5.5を取ることは難しくないというのを証明したと思います。

Q. オーストラリアのカレッジの様子を聞かせていただけますか?

IELTS5.5を獲得してオーストラリアのカレッジに進学できるようになりました!

1月にオーストラリアのカレッジ「IESカレッジ ファンデーションコース」に行きましたが…なんと6月に退学をしました。

オーストラリアのカレッジはファウンデーションプログラム(大学準備コース)で、リベラルアーツの大学でした。3つの科目が選択でき、経済学、心理学、プログラミングを専攻していました。

辞めた理由としては、授業の内容が簡単だったり、雰囲気が好きじゃなかったりということもありましたが、自分の英語の実力がまだまだ足りなかったということもありました。

そのため日本に一度帰国して、もう一度英語を勉強し直そうと考えました。

Q. オーストラリアから戻ってきた後の生活について教えていただけますか?

オーストラリアから戻ってきて、再出発のためにお金を貯めようとIT企業に就職しました。またオーストラリアのカッレジを退学してすぐにIELTSを受験しました。

IELTSの結果はOverall 5.5(L5.5/R5.5/S5.5/W5.5)という留学前とほとんど変わらない結果となってしまい、「留学をしたらからといって英語力が伸びるわけじゃないのか」とガッカリしました。

今後について考えた時に海外での就職を視野にいれたかったので、次はカナダの「コキットラム単科大学」というカレッジに進学しようと思いました。

オーストラリアではなくカナダにした理由としては学費が安かったこと、カレッジから大学への編入ができれば現地の就職ビザがもらえる可能性があることでした。

目標が決まった後は、火が着いたように英語力を高める勉強をはじめました。

Q. すぐるさんのIELTSの勉強方法を教えてください。

Aki
Aki
留学しても英語力が伸びてないとわかるのは悔しいですよね。
すぐる
すぐる
はい。その悔しさをバネにして次のカナダのカレッジに進学するまでに、もっと英語力を伸ばす、IELTS点数をあげるということを決意できたのでよかったかなと思います。

ここでは僕の勉強法を詳しく紹介するので、IELTS6.5を目指す人の参考になれば幸いです

IELTS英単語の勉強法

実践IELTS英単語3500単語帳で有名な「実践IELTS英単語3500」を使って何度も繰り返し勉強をしました。

僕の場合、必要スコアが6.5だったということもあり、重要後レベル3(目標スコア6.5)までの単語を覚えることにしました。

英語のノート

英語を隠して、そのスペルをノートに書き出すということを朝1時間、夜30分繰り返し行い、全部で50周くらい繰り返し行いました。

英単語は様々な勉強法がありますが、今回僕の勉強法は単語の意味がわかる・読めるよりも書くことを意識して行っていました。

IELTSリスニング勉強法

はじめは公式問題集の教材も使っていましたが一通り終わったあとは、Youtubeにある教材を1日1ビデオ行っていました。

ここに関してはとりわけ復習もせずに、解いたら終わりという感じで勉強していました。

IELTSリーディング勉強法

英文解釈の技術100のテキスト

IELTSリーディングで行った対策としては、文章をゆっくりでもいいから読めるようにすること、問題文ごとに解き方を覚えることでした。

僕が直面していた問題は、リーディングの文章を読んでも意味がわからない文章がたくさんあるということでした。まず文章をゆっくりでも読めるようにするための方法を考えました。

調べていると英文解釈というジャンルにたどり着き、中でもおすすめ本「英文解釈の技術100」という本を購入しました。(※この本は超入門、入門、基礎も他にありますが、僕は何もラベルがついてないものを使っていました)

IELTS公式問題集を解きつつ理解できない文章は、この英文解釈の技術100を使って読み進めていました。ケンブリッジ公式問題集は全部で10~13の4冊をこなしました。

次にUdemyのIELTSコース「IELTS band 7+ Complete prep course」を使ってReadingの問題の解き方を一通り勉強しました。問題によって、答えが時系列になっているもの、パラグラフのはじめを見るもの、キーワードから周りを探していく…などということを勉強しました。

よくスキャニングという方法がIELTSの勉強だと語られますが、その方法だけじゃなく問題文ごとの勝ちパターンを知っておく必要があると思いました。

IELTSスピーキング勉強法

最初IELTSスピーキングの練習を始めた時に感じたのは「日本語であっても意見が言えない」ということでした。

そんな僕のスピーキングの勉強法は「日本語で意見する力をつける→英語に言い換えて言ってみる→IELTSの問題を使って練習する」という流れでした。

日本語で考えられないものは英語でも言うことができないと思ったので、物事に対して意見をする力を高めようと考え、テレビのニュースを使って自分の意見をいう練習をしました。

練習をすると意見が言えるようになってきたので、日本語で考えた意見を英語で考えて話すようにしてみました。その後にIELTSのスピーキングの問題を独り言で答えるという作業でした。

最近こそ、オンライン英会話のネイティブキャンプを受講していたりしますが、IELTS6.5を獲得した時は完全に独学でした。

IELTSライティング勉強法

アイエルツライティングタスク1のノートIELTS6.5を目指すにあたり、Udemyのコースを使っていました。僕が受講したコースは以下の2つです。

・「Mastering IELTS Writing: Task 1 (Academic)

・「Mastering IELTS Writing: Task 2 (Band 9 Model Answers)

まずは前回のテストではIELTSライティングの構成すらも理解していない状態でしたが、Udemyのコースで構成・テンプレートを学ぶことができました。

その後は、公式問題集にある練習問題を解いていました。

Q. IELTSの勉強で工夫したことを教えていただけますか?

IELTSの勉強用ノート

アウトプット量を多くするということです。英語の勉強をしていると、どうしてもインプットに寄りがちだと考えていたので、インプット量とアウトプット量のバランスに気をつけながら勉強の戦略を立てていました。

先程紹介した単語の勉強方法も読むだけでなく書き起こす必要があるのでアウトプット中心の勉強になっています。

アウトプットは時間がかかることが多いので時には効率が悪くなってしまうこともありますが、IELTSではリスニング、ライティングのセクションで書く必要があったので、この勉強方法を取りました。

Q. 最後にこれからIELTSを受ける人にメッセージをいただけますか

一言でいうと「めちゃくちゃつらいけど自分を信じてがんばるしかない」と思っています。

僕自身、オーストラリアから帰国後2ヶ月間、これまでにないほど勉強をしてきました。しかしIELTS Overall6.5(L7.5/R5.5/S6.0/W6.0)という結果でリスニングは伸びているものの、全くあがってない、むしろ下がっているスキルもあり驚きました…。

でもそんな時に落ち込んでいても結果はでないということはわかっています。

やるしかないという気持ちで、IELTSに向き合うのが大事だと思います。

何か一つできるとするならば「ルーティン化」だと思います。単語の勉強やリスニングも毎朝これを必ずやるというのがあれば、なんとか乗り切ることができました!

編集後記

今回のインタビューではすぐるさんからIELTSに対する向き合い方、勉強方法をお伺いしました。すぐるさんのテキストやノートをみたときに、IELTSに対する努力が目に見えてわかると感じました。

またリーディングを読めるようにするために、英文解釈の本を使って文章の構造を理解していくという方法は、参考になりました!

すぐるさんのインタビューがよかったという方は、SNSでシェアしてくださると更新のモチベーションに繋がりますm(_ _)m

すぐるさんのブログ「Sugueigo」の紹介

sugueigoのトップ画像すぐるさんはご自身の英語経験を活かして、英語に関するブログを運営されています。IELTSに関する体験記事もあるので、ぜひ見てみて下さい!

またIELTS6.5を目指す人はこの記事が参考になりますよ!
【IELTS攻略】スピーキングを5.0→6.0に伸ばすためにしたこと【英会話力を上げる方法】

>>Sugueigoにアクセスする

本インタビューで紹介した商品・サービス

書籍(参考書)

実践IELTS英単語3500

英文解釈の技術100

ケンブリッジ公式問題集

Udemyのコース

  • IELTS band 7+ Complete prep course
  • Mastering IELTS Writing: Task 1 (Academic)
  • Mastering IELTS Writing: Task 2 (Band 9 Model Answers)

>>>Udemyの公式サイトはこちらから

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