2016年までIELTS(アイエルツ)は、日本英語検定協会のみが運営を行っておりましたが、JSAF(一般財団法人日本スタディ・アブロード・ファンデーション)でもテストを受けれることになりました!
それにより空席があれば3日前までIELTS受験の予約ができるようになりました!
本記事ではJSAFで開催されるIELTSテストの特徴と英検協会との違いをまとめてみました。
JSAF運営のIELTSの特徴をわかりやすく解説
海外ではブリティッシュ・カウンシル、IDPという機関が英検の運営を行っています。日本はこれまでブリティッシュ・カウンシルと提携している英検協会のみがIELTS試験を提供していました。
2016年にIDPが日本スタディ・アブロード・
JSAF運営のIELTS試験の特徴
- 3日前まで申し込み可能
(英検は試験の19日前まで申し込み、キャンセル、変更が可能) - 10日前までに申し込めばスピーキングテストの時間帯のリクエストが可能
(英検はスピーキングテストは自動に割り当てられます) - 鉛筆と消しゴムの提供
- 申し込みした受験生向けの無料オンライン講座の提供
JSAFは後発参入になるので、予約が柔軟であったり、受験者に寄り添った運営を心がけているようです。
JSAFと英検協会のIELTSの特徴の比較
個人で受験する際のIELTS受験の特徴についてJSAFと英検協会で比較してみました。同じIELTSの試験でも、受験会場、持ち物、受験者に提供されるサービスなどが異なることがわかりました。何度も受験を検討している人は、どちらの機関でのIELTS受験が合っているかを試してみるのもありです。
JSAF | 英検協会 | |
受験会場 | 東京、横浜、埼玉、名古屋、大阪、京都、神戸、広島、岡山 | 札幌、仙台、埼玉、東京、横浜、長野、金沢、静岡、 名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、熊本 |
申込期限 | 試験の3日前まで | 試験の19日前まで |
受験料 | 25,380円(税込み) | 25,380円(税込み) |
支払い方法 | クレジットカード、コンビニATM | クレジットカード、コンビニ・郵便局ATM |
変更 | 変更期限:筆記試験の実施8日前まで 変更手数料:5,940円 |
変更期限:試験の19日前まで 変更手数料:初回の変更は無料。2回目以降の変更は1回につき6,300円 |
キャンセル | キャンセル8日前まで | キャンセル19日前まで |
当日の持ち物 | ・パスポート(原本) ・透明なペットボトルに入った水 ・オンラインよりダウンロードした受験確認書 |
・パスポート(原本) ・黒鉛筆、消しゴム ・透明なペットボトルに入った水 |
スピーキングテスト | 試験日の13:00~以降(筆記テストの10日前までに申し込めばスピーキングテストの日時のリクエストが可能) | 試験日の13:00~19:30または試験2日目の9:30~19:30 |
テスト結果 | 成績証明書の原本: 筆記テスト13日後に発行、随時郵送 IELTS公式テストセンターでの受け取りも可能 オンライン閲覧: 筆記テストの13日後のオーストラリア時間午前12時以降、24時間以内に順次反映。(テスト終了後13日後~28日後まで表示) |
成績証明書の原本: 原則、筆記テスト13日後に成績証明書を郵便 オンライン閲覧: 筆記テスト13日後13:00以降 |
追加成績証明書の発行手数料 | 5通まで:無料 5通を超える場合:1通につき1,100円(税込) (IELTS筆記試験受験から2年以内に限る) |
成績証明書発行日から30日以内の場合:5通まで無料 6通以上 または発行日から 31日以上経過している場合:1通につき1,100円 |
追加成績証明書の郵送手数料 | 普通郵便:追加料金なし 追跡番号付き郵便:1通につき2,500円(税込) 国際宅配便(海外のみ)手数料:1通につき10,000円(税込)※利用業者:FedExなど |
普通郵便:無料 追跡番号付き郵便:1通1,600円 |
特徴 | ・IDPは45年以上にわたり学生の海外進出をサポート。ASX上場企業 ・留学プログラムを用意 ・受験生への無料IELTS準備コース提供 |
・2010年からIELTS運営に携わる ・IELTSを共同運営するブリティッシュ・カウンシルで誰でも見れる無料コンテンツを提供 |
提携の国際団体 | IDP | ブリティッシュ・カウンシル |
正式名称 | 一般財団法人日本スタディ・アブロード・ファンデーション | 公益財団法人 日本英語検定協会 |
申込みページ | https://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431 | http://www.eiken.or.jp/ielts/apply |
※この情報は2019年4月現在のものなので、最新の情報は各運営機関のページからご確認ください。
まとめ
繰り返しにはなりますが、JSAFの主な特徴は4つでした。
- 3日前まで申し込み可能
- 10日前までに申し込めばスピーキングテストの時間帯のリクエストが可能
- 鉛筆と消しゴムの提供
- 申し込みした受験生向けの無料オンライン講座の提供
最後に、どの運営機関でIELTS試験を受けても採点基準は同じです。どの試験会場で受験するかといったことに悩むよりも、IELTSに対する英語スキルを磨いていく必要があります。
JSAFの特徴が英検協会よりも自分に合う、ぎりぎりで試験を再度受験するときなどにJSAFを利用するのがおすすめです!