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時間が足りない。IELTSライティングタスク2で時間内に試験を終わらせるコツ

IELTSライティングタスク2で時間内に試験を終わらせるコツ
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Aki
Aki
IELTSライティングの時間が全然足らない~。
Aaron
Aaron
今日は時間内に試験を終わらせるコツをいくつか紹介するよ

こんにちは、IELTS-A-ROOM管理人(@IeltsRoom)です。

皆さんはIELTSライティングTask2は時間内に終わりますか?

管理人Akiの2014年に受けていたIELTSライティングの最高得点は6.5ですが、時間内に終わったことは一回もありませんでした…(汗)

今回は当時の苦い思い出も振り返りながら、IELTSライティングTask2を時間内に終わらせる方法について考えてみました。

本記事では大きく2つに分けてIELTSのライティングを時間内に終わらせるための方法を説明しています。

✓本記事の内容
・ライティングの回答用紙の使い方
・ライティングエッセイの質問・構成・理由付け

ライティングの回答用紙の使い方

IELTSライティング時間短縮の小ネタとして回答用紙の使い方をお伝えします。

  • 消しゴムを使わない
  • 左右上下の余白を多くとる

消しゴムを使わない

IELTSの試験において、文章の追加や間違えた文章を消す時に消しゴムを使う必要はないです。

文字を追加したり、消したりしてしてOKです。

ただし試験官が混乱してしまうようなやり方は良くないので、あくまでもわかる程度の追加・削除を心がけましょう!

左右上下の余白を多くとる

左右上下に余白を取ることで、間違えた時に追加の文章が書けたりします。

改行は1行が通常ですが、2行にしても問題ないです。

ライティングエッセイの質問・構成・理由付け

IELTSライティングのエッセイにおいて少しでも早く終わらせるために大事なことは、

  • IELTSライティングの質問内容を即座に理解できること
  • IELTSライティングの質問パターンに合わせてテンプレを用意すること
  • 各段落の主張をはじめに決めること
  • 理由付けには嘘でもいいからエビデンス(リサーチや体験)を使うこと

…があげられます。ひとつずつ解説していきたいと思います。

IELTSライティングの質問内容を即座に理解できること

まずIELTSの質問を見てみましょう。

まず枠外に書かれているルールを覚えるくらい理解してください。枠外のルールは試験ごとには変わらないので、どのIELTSライティングTask2でも求められることとして認識しましょう。

You should spend about 40 minutes on this task.
Write about the following topic
Give reasons for your answer and include any relevant examples from your own knowledge or experience.
Write at least 250 words.

あなたはこのタスクに40分使うべきです。
この後に続くトピックについて書きなさい。
答えは関係する事例やあなたの知識、経験から理由を述べなさい。
少なくとも250文字で書きなさい

次にほとんどのIELTSの質問は、「問題背景の説明」と「回答方法」に分かれています。IELTS試験を時間内に終わらせ目標スコアを取るためには「問題背景の説明」を理解し、尋ねられている回答方法にきちんと返答することが大切になります。

(問題背景の説明)
Some experts believe that it is better for children to begin learning a foreign language at primary school rather than secondary school.

(回答方法)
Do the advantages of this outweigh the advantages?

単語やフレーズの勉強が不足していると「問題背景の説明」の文章を読み間違えてしまう可能性があります。

もし「問題背景の説明」を理解できないと、何を述べるかわからない、イントロ部分でのパラフレーズができない、といった状態になるので時間が足らなくなったり、スコアが伸ばせないということになります。

まだIELTSの勉強を開始して間もない場合は、IELTSライティングタスク2の質問だけを大量に見て理解できない単語やフレーズがないか確認していくことをおすすめします。

質問パターンに合わせてテンプレを用意する

IELTSの質問パターンは人によって類型が異なるので、自分が覚えやすいパターンを作っていくことが時間短縮のポイントになります

またはIELTS予備校の先生などが教えてくれる方法でもいいと思います。

IELTSの質問パターンは以下のようなものがあります。

・Do the advantages of this outweigh the advantages?
・To what extent do you agree or disagree?
・Discuss both sides and give your opinion.
・Why it happened? What solutions can you give?

私がよくブログで紹介している「IELTS-SIMON」では、質問パターンは4つに分けられるとし、ターゲットバンド7の著者のSIMONE先生は質問パターンは3つ、IELTS-Lizでは質問パターンは5つと英語ネイティブの先生ですら質問パターンが確立されていません。

インターネットや本の情報を鵜呑みにせずに、自分でこのパターンのときはこのテンプレで行くという決断が必要です

例えばこの「Discuss both these views and give your opinion」の質問で考えていきましょう。

Some people say that the best way to improve public health is by increasing the number of sports facilities. Others, however, say that this would have little effect on public health and that other measures are required.

Discuss both these views and give your own opinion.

第1段落:Intorudction(これから両者の意見を述べ、私の意見は○○だと述べる)

第2段落:Body 1(スポーツ施設を増やすと健康にいい理由)

第3段落:Body 2(他の方法を取ったほうが健康にいい理由)

第4段落:Body 3(私の意見は○○で、それをサポートする意見)

第5段落:まとめ

もし「Discuss both views」だけで自分の意見を述べない場合は、4パラグラフで終わっていたかもしれませんが、自分の意見を述べるときは5パラグラフ構成にした方が書きやすいと考えてます。

一度自分なりの型ができたら、その型に沿って回答していくようにすれば迷わずに回答できるので時短に繋がるのでおすすめです。

各段落の主張をはじめに決めること

IELTS試験時にやってしまいがちなのが自分の主張を途中で変えてしまうということです。

主張を変えてしまうと消しゴムで内容を消したりと時間ロスが大変なので、問題文を読んだらすぐに各パートの主張を決めてしまいましょう!

先程の問題を例に考えていきます。

Some people say that the best way to improve public health is by increasing the number of sports facilities. Others, however, say that this would have little effect on public health and that other measures are required.

Discuss both these views and give your own opinion.

第1段落:Intorudction
(これから両者の意見を述べ、私の意見は他の方法を取った方がいいと述べる)

第2段落:Body 1(スポーツ施設を増やすと公衆衛生(健康)にいい理由)
⇒運動できる機会が増える

第3段落:Body 2(他の方法を取ったほうが公衆衛生にいい理由)
⇒心身の健康を保つためには、心のケアも必要

第4段落:Body 3(私の意見をサポートする意見)
⇒スポーツコミュニティの形成をすることで心身の健康が向上することを説明

第5段落:まとめ

ここではあくまでもPublic Health(公衆衛生)を健康に絞った場合の提案ですが、他にも無料健康診断を実施する、ワクチン接種の義務化…など考えられる意見はたくさんでてきます。

試験中に悩まないためにも、IELTSライティングタスク2は回答用紙に答えを記入する前に、各段落の主張を決めてしまいましょう。はじめは時間がかかりますが何度も問題を解くと、上達してくるので繰り返し行いましょう。

IELTSサイモン先生は目安として、スタート10分はプランニングに時間を使ってもいいとしています。

IELTS-SIMON: IELTS Writing Task 2: how to use your 40 minutes

IELTSを英語で勉強する際に理解しやすいウェブサイトです。

理由付けには嘘でもいいからエビデンスを使うこと

IELTSはエッセイの内容よりかは英語のテストなので、アカデミックな形式でエッセイが書けているか、幅広い文法や語彙が使えているかを重視しています。

そのため、主張の補足に使うエビデンスでは常識の範囲内であれば「嘘」をついてもいいと言われています。

例えば、先ほどの問題を例にとると「公衆衛生の改善に一番いい方法はスポーツ施設を増やすことではなく、スポーツコミュニティの形成をすること。なぜなら人と接することで身体の健康だけでなく心の健康が向上するから」という主張を行っています。

こちらの主張の補足として、リサーチがあったという説明をすることができます。

「XX大学のリサーチによると人はグループで運動することで身体の健康だけでなく心の健康も保たれる。心身の健康を保つためにはグループでの運動が有効である。」

このようなイメージで主張を説得的なエビデンスで説明していくことはできます。

さすがに「太陽は北から昇って南から降りる」みたいな常識の範囲(general knowledge)を逸脱するものは好ましくないようです。

いつも同じ大学名を使ってエビデンスを主張すると考える時間が短くなるので、IELTSライティングタスク2を時間内に終わらすことに繋がることでしょう。

まとめ

IELTSライティングタスク2を時間内に終わらせるためのコツとして「回答用紙の使い方」「エッセイの質問・構成・理由付け」について説明しました。

IELTSの勉強のお役に立てれば幸いです!

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