インタビュー PR

【インタビュー】語学留学からワーホリを経て、オーストラリアの大学院への挑戦

ieltsインタビュー
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

IELTS7.0を取得したMikaさんは、現在オーストラリア、パースにあるEdith Cowan大学院に進学予定です。学生時代からの海外での語学留学・ワーホリを経て、キャリアチェンジのために進学を決意されました。

MikaさんはIELTS受験時にインプット科目であるListeningとReadingが得意なタイプでSpeakingとWriting対策に苦労されたとのことです。

そんなMikaさんのIELTS体験談からオーストラリア大学院に挑戦するきっかけを聞いてみました。

話者プロフィール:Mikaさん(@361open
東京都出身。学生時代に日本での生活に違和感を感じ、高校を中退。18歳でニュージランドに留学。環境が合わず2ヶ月で日本に帰国するも再度マルタでの留学に挑戦しつつ、通信で大学を卒業。永住権取得のためカナダでワーホリを開始、キャリアチェンジのためオーストラリアの大学院を受験。2019年9月からパースのEdith Cowan大学院のコンピューターサイエンスに進学予定。

目次

  1. MikaさんのIELTS体験談
  2. Mikaさんってどんな人?大学院留学を決意したきっかけは?
  3. 今後のMikaさんの英語学習と生活について
  4. 編集後記

MikaさんのIELTS体験談

IELTSの受験経歴は?

カナダで調理学校に入学するために受験をしたとき、そして3年後にオーストラリアの大学院入学のためにIELTSを受講しました。

当時カナダの調理学校への入学資格がOverall5.0だったので、それを目標にIELTSを受けました。結果、Overall5.5が取れたので、そこで一回目のIELTSの挑戦は終わりました。

次にIELTSを受験したのがオーストラリアの大学院入学のためでした。大学の入学基準がOverall 6.5を目標でした。

IELTSの対策はImprove your Skillsのシリーズで行っていました。

外国への留学やワーホリ経験もあって、目標スコアより上回ることができると予想していて結果は「Overall7.0(L8.5 R8.0 S6.0 W6.0)」でした。

個人的にはWritingは、もっと点数を取れると思ってたのでショックでした。ただ、大学院に入学できるスコアが取れたのはよかったです。

IELTSで苦労したことは?

IELTSで苦労したことはSpeaking対策でした。

ListeningとReadingって正しい答えが常にあると思うんですが、SpeakingとWritingはないですよね。

特にSpeakingの場合って、テンポ良く相手の質問に答えていかないといけないというのもあって、ほんとに自分の回答があってるかわからずに不安になってしまうことが多かったです。

例えば、私が使っていたImprove your Skilsシリーズの本を読んだとしても、これは「IELTS5.0レベルの受講者の答え」です、みたいな感じで自分がターゲットしている点数のの回答が想像がしづらかったです。

幸いなことにもオーストラリア留学時に必要なIELTSの点数が取れたので、それ以上はIELTS対策せずに済みましたが、もしリベンジできるとしたらOverallで8.0が取れるように頑張りたいと考えてます。

IELTSで目標点数が取れるコツはありますか?

私がやっていた対策にもなりますが、言い換えの文章(パラフレーズ)をどうするかを考えるのはおすすめです。

またシソーラスのような類語辞典をたくさんひきました。特にライティングでは書いた後に類語辞典で別の言い換えができないかと気になって調べていました。

Mikaさんってどんな人?大学院留学を決意したきっかけは?

学生のときに日本での生活に違和感を感じ、海外に目を向けるようになりました。そこから、語学留学、カナダ&オーストラリアでのワーホリを経て、キャリアチェンジのために2019年9月より大学院に進学することとなりました。

Aki
Aki
幼少期から遡りなぜオーストラリアに大学院留学をすることになったか聞いてみました!

幼少期のMikaさんの様子

昔から海外に興味があるというよりかは、どちらかというとネガティブなイメージがありました。

親戚がドイツに住んでいたのでヨーロッパには旅行にいっていたのですが「日本人は英語を話さない」というイメージだったので、ヨーロッパに馴染めない感じが苦手だったこともあって、海外に興味はあったわけではなかったです。

英語に関しては、中学校の時に授業で出される英語の勉強をしたり、自主的な勉強もして、同じ中学校に通う生徒の中では英語はできた方だと思います。

教科書にかかれている文章を1文ずつノートに書いて、翻訳をして…という感じで繰り返し勉強したり、

両親に「English Jounal」という雑誌を買ってもらい、CDを聞いたりしてました。

ただこの頃から、ひとり行動が好きで日本の集団行動を重んじる文化が少し合わないと感じでいました。そこで海外行った方がいいのでは?と考えるようになりました。

ニュージーランド留学

私は高校を中退して通信に切り替え、卒業間近にニュージランドのウェリントンへの1ヶ月の語学留学と仕事を探しに行きました。

その時の英語力は特に資格は取ってないですが、ニュージランドの留学先ではIntermediateコース(中級者)を受講しました。その時の実力をIELTSで振り返ると5.0か5.5くらいだったかなと思います。

語学留学を1ヶ月経験した後に、現地のニュージランド人と同じような仕事につきたいものの、日本レストランの求人しかなく難航した状況が続きました。

18歳の若者が想像してたよりも仕事探しは難しかったです。メンタルやモチベーションが続かず2ヶ月で帰国してしまいました。いま思うと現実が見えてなかったのかなと思いますが…。

その後、日本に帰国して通信大学のスクリーニング講座を受けながら次の渡航先を探していました。

マルタ語学留学

そんな時にマルタで『IELS Malta』という語学留学を見つけました。日本人が少なくて、安く英語が勉強できるというところに魅力を感じました。

マルタは2ヶ月の滞在で英語の勉強をしていました。はじめの2週間はGeneralコースでその後はCambridge CAEコースを受講しました。

Cambridge CAEは少人数だったのですが、自分以外ドイツ人という環境でした。学生寮に滞在したので、友達を作る機会や話す機会は多かったです。授業後も友達と一緒に英語でドラマを見たり、勉強したりしました。

マルタ留学では語学学校で出会ったトルコ人の彼氏ができました。彼はすごく真面目に勉強していたので、それにつられてたくさん勉強することができました。真面目に勉強する人たちと友達になると、英語力が伸びやすいです。

アクティビティで週2でクラブに行くような学校だったので、遊んでしまうとなかなか英語を伸ばせないと思うので、勉強できる環境に身をおくことが大切です。

彼は海外への移住を考えていて、私も海外で働きたいという思いが強かったため、一緒に住める国を探していました。

私はオーストラリアかニュージーランドに興味があったのですが、トルコ人が永住権などのビザを取るためにはカナダの方がいいということで、一緒にカナダ・バンクーバー行きを決意しました。

カナダへの留学&ワーホリの経験

Joffre Lakes Trail

カナダで就職しやすい職業を調べて、そのなかでも興味ありそうな調理学校を選びました。

カナダのバンクーバーの調理学校は、就職率が高いと言われている有名な『Pacific Institute of Culinary Arts』に入学しました。しかし、クラスの拘束時間は長く、グループ活動が多い、クラスメイトのほとんどが中華系、英語を話す機会も少ない…などなどの理由で自分に合わないと感じて、残念ながら1ヶ月で調理学校を辞めてしまいました…。

今思い返すと、長時間拘束されたり、集団行動を強いられることが昔から好きじゃなかったのに、そういった環境に自ら飛び込む必要はなかったと感じてます。

その後はカナダで学生ビザからワーホリビザに切り替えてジャパニーズレストラン(ジャパレス)で働いていました。そして、その8ヶ月後に彼氏とうまくいかなくなって別れることになりました…!

彼氏と別れたことは悲しいことでしたが、バンクーバーはもともと人が多くあまり好きじゃなかったので、これを機会に違う場所に行ってみよう思いました!

(カナダでの生活は忙しかったですが、ウォールアートを見たり、日帰りで旅行にでかけました!)

そこでバンクーバーからモントリオールに引っ越しました。モントリオールに引っ越した理由は、カナダでフランス語を勉強していると永住権有利と考えたためです。

そんな感じで語学学校で勉強しながらジャパレスで勤務していたのですが、キッチンのしごとだと給与や待遇面に限界があると感じていて、自分のキャリアを考えた時にこのままでいいのかと思うようになりました。

オーストラリアの大学院の進学

今後も海外に住みたいと考えていたので、以前から住んでもいいと思っていたオーストラリアかニュージランドでの大学院を検討しました。

IELTSで目標スコアを無事に達成し、オーストラリア・パースにあるEdith Cowan(Master of computer science)、Western Australia(Mastre of Data science)、ニュージランドにあるVictoria university of Wellington(Master of Professional Business Analysis)のオファーをもらうことができました!

そこで私が選んだのがオーストラリアのEdith Cowan(ECU)大学院コンピューターサイエンス学科への進学でした。

選んだ理由として、オーストラリアのパースでは、2年間の大学院を卒業すると永住権が取りやすいので、それを利用してオーストラリアで働きたいと思います。

今後のMikaさんの英語学習と生活について

オーストラリアのロットネストアイランド

まず英語に関してですが、IELTSのスコアを伸ばして永住権に有利に働くようにしたいです。英語を教えることにも興味があって、IELTSで困っている人も助けたいと考えてます。

大学院をでたあとは最終的にはビジネスアナリストを考えていますが、データアナリストあたりから入ろうと考えています。プログラミングを使ってビジネスができる仕事がしたいです。

編集後記

今回のインタビューではIELTSだけでなく、Mikaさんのこれまでの人生に関するところまでお話していただきました。

改めてIELTSは普段からの英語力を底上げしておくことで目標スコアへの到達に近づくと感じました。またやみくもに頑張るだけでなく、パラフレーズに気をつけるなど戦略性をもった頑張りが大事だと感じました。

なぜオーストラリア大学院への入学を決意したのかを聞いていくことで、Mikaさんのリサーチ能力の高さと圧倒的な行動力に感銘を受けました。次回Mikaさんにビザルールの調査方法など聞いてみたいですw

スペイン旅行中の合間にも関わらず、笑顔でインタビューに応じてくださったMikaさんに改めて御礼申し上げます!

(※ビザの条件等は変更となる可能性が高いので、事前に調べた上でご決断ください)

Mikaさんは現在ツイッターやブログでオーストラリア生活、英語学習、旅行に関する発信をされています。興味がある方はぜひ一度ツイッターを確認してみてください。

Mika
Mika
ツイッター(@361open)でお気軽にご連絡ください

COMMENT

Your email address will not be published. Required fields are marked *